What is AX
AX とは
AI に任せる前提で、仕事の進め方を組み替える。
AX(AI トランスフォーメーション)は、AI に任せることを前提に、会社の仕事の進め方そのものを組み替えることです。
ソフトを 1 つ入れて終わりではなく、どの仕事を AI に任せ、人は何に時間を使うのかを決め直すところから始めます。
DX / AX
DX との違い
DX(デジタルトランスフォーメーション)は、デジタルの技術で仕事や事業を変えることを広く指す言葉です。中小企業の現場では、紙やハンコをデジタルに置き換えることを指して使われることが多くあります。ここでは、その次の段階を AX と呼んで、次のように分けて考えています。
例:注文を受けてから、請求書を送るまで
Before
これまで
- 注文を受ける(人がやる作業)
- 台帳に書き写す(人がやる作業)
- 集計する(人がやる作業)
- 請求書をつくる(人がやる作業)
- 確かめて送る(人がやる作業)
紙と手作業。全部、人がやる
DX
DX(デジタル化)
- 注文を受ける(人がやる作業)
- Excel に入力する(人がやる作業)
- Excel で集計する(人がやる作業)
- ソフトで請求書をつくる(人がやる作業)
- 確かめて送る(人がやる作業)
道具がパソコンに変わる。やるのは、まだ人
AX
AX(AI で組み替える)
- 注文を受ける(人がやる作業)
- 注文を読み取って記録する(AI に任せる作業)
- 集計して、気になる点を知らせる(AI に任せる作業)
- 請求書の下書きをつくる(AI に任せる作業)
- 確かめて送る(人がやる作業)
手間は AI に。人は確かめて、決める
DX(デジタル化)
AX(AI で組み替える)
ねらい
DX(デジタル化):紙やハンコ、手作業をデジタルに置き換える
AX(AI で組み替える):AI に任せる前提で、仕事の流れそのものを組み直す
道具
DX(デジタル化):できあいのソフトを選んで、仕事のほうを合わせる
AX(AI で組み替える):自社専用の道具を、AI で早く安く作る
担い手
DX(デジタル化):IT 担当者や、外部の業者
AX(AI で組み替える):現場の人が AI を使いこなす。外部はそれを支える
変わり方
DX(デジタル化):導入したら一区切り
AX(AI で組み替える):使いながら毎月作り直して、少しずつ良くする
Why Now
なぜ、今なのか
社内で使う小さな道具が、形になるまで
これまで
外の会社に頼んで作る
いま
AI と一緒に、その場で作る
01
「作る」のにかかる時間と費用が、大きく下がった
AI がプログラムを書けるようになり、以前は外注して何か月もかかった社内向けの道具が、内容によっては数日で形になります。既製のソフトに業務を合わせる必要が、ぐっと減りました。
02
人が足りない会社ほど、効き目が大きい
書く・まとめる・読み取る・答える。事務の仕事の多くは AI に任せられます。採用で人を増やせなくても、一人ひとりが抱える手間を減らせます。
03
使い始めた会社と、まだの会社で差が開き始めている
生成 AI を活用している中小企業はまだ 3 割ほどです。一方で、茨城で活用している企業の 78.1% が効果を感じています(帝国データバンク 2026 年 3 月調査)。早く始めるほど、社内に慣れた人が育ちます。
Data
中小企業の AI 活用の今
32.4%
生成 AI を活用している中小企業の割合(全国)
出典:帝国データバンク 2026 年 3 月調査24.8%
生成 AI を活用している中小企業の割合(茨城県)
出典:帝国データバンク 2026 年 3 月調査(茨城県)42.2%
茨城の企業が挙げた課題「活用すべき業務の範囲」(複数回答で最多)
出典:帝国データバンク 2026 年 3 月調査(茨城県)
茨城で生成 AI を活用している企業の 78.1% が効果を感じている一方で(帝国データバンク 2026 年 3 月調査)、「どの仕事に使えばいいか分からない」ことが、最初の壁になっています。AX推進顧問は、この最初の壁を一緒に越えるための仕事です。
Change
AX で変わること

01 Delegate
毎日の手間を AI に任せる
問い合わせへの返信、日報、会議のまとめ、書類の読み取り。人がやらなくてもいい作業を、AI に渡します。

02 Build
業務に合った道具を持つ
予約の受付、在庫の一覧、社内の申請。既製のソフトでは合わなかった部分を、自社専用に作ります。

03 Forecast
データから先を読む
販売の実績から来月の見込みを出す、在庫の偏りを見つける。眠っている Excel が、判断の材料になります。

04 Grow
社内に AI を使える人が育つ
作ったものを渡して終わりにしません。使い方とルールを社内に残し、自分たちで回せるようにします。
Steps
AX の進め方
01 Listen
見つける
現場で話を聞き、手間と、本当に欲しいものを見つけます
02 Show
見せる
その場で AI に作らせて、動くものをお見せします
04 Root
根づかせる
使い方とルールを決めて、社内で回るようにします
03 Build
作る
合うものを本番の形に。合わなければ既製のソフトを選びます
01 Listen
見つける
現場で話を聞き、手間と、本当に欲しいものを見つけます
02 Show
見せる
その場で AI に作らせて、動くものをお見せします
03 Build
作る
合うものを本番の形に。合わなければ既製のソフトを選びます
04 Root
根づかせる
使い方とルールを決めて、社内で回るようにします
- 01 に戻って、毎月くり返します
いちばん大事にしているのは「見せる」です。言葉で説明するより、動くものを 1 つ見ていただくほうが、AI で何ができるかがすぐに伝わります。ただし AI は万能ではありません。合わない仕事は人に残し、既製のソフトで足りるならそちらを選びます。
